坂を登りきったところで、は俺に気づいた。
少し早足でこっちに向かってくる細い体。長い髪が風にゆれている。
童顔なわりに、くりっとした大きな黒い瞳がやけに大人びて見える。

やっぱはかわいい。

本当はお前に一言

「お帰り」

そう言って、抱きしめてやりてぇよ。

(お前、今日は一人でよく頑張ったな・・・・)

俺はもうすぐそこまで近づいてきている、ちょっとふくれっつらをしているを見て、
バレないように、俯いて笑った。



「もう!シカマル君たら、まさか朝からずっとそこで寝てたわけ?」


は少し息を上げながら、やっと玄関前につくと、2階の縁側にいる俺に、
叫んだ。


「あぁ・・・まぁな・・・」


上から見下ろすようにを見る。
さっきまでキバ達が来てた・・・でも・・・ここで寝てたってのと大して変わらねぇか。
俺はへっと笑った。


「あきれる・・・・」


は不機嫌そうに眉間にシワをよせた。


「いいから、早く家ん中入れよ」


そんな顔してても、やっぱ俺はをかわいいとか思っちまう。
重症だな・・・俺は////









家にはまだシカパパもママもいなくて、私はシカマル君のいる2階へと上がった。
そして部屋をあけて驚いた。

「なにコレーーーーーー??」

部屋の中は食べ散らかしたスナック菓子の残骸が無数に転がっていた。

「さっきよ、キバ達が来てたんだ」

シカマル君はお菓子の残骸を拾いながら、ゴミ箱にポイッと捨てた。

「キバ・・・君達? 」

「そ。お前も会ったろ? さっきまで、キバとシノ、それからナルトにチョウジがいたんだよ。
 まぁいつものメンバーだ」

シカマル君は頭をがりがりと掻いた。

(サスケ・・君は・・・いなかったんだ)

さっきの演習場でわき目もふらずに黙々と修行している姿が頭に浮かんだ。
やっぱりサスケ君て偉いんだなぁ・・・
みんながサボってこんなところで遊んでいるのに・・・一人で修行してるなんて・・・・

でも・・・

『いつものメンバーだ』

さっきのシカマル君の言葉。
サスケ君はそのメンバーにはいつも入っていないみたい。

あんまりみんなと仲良くないのかな?


サスケ君はどうしてあんなに一生懸命、毎日修行してるんだろう・・・・・



気になって気になってしょうがない。






「ねぇシカマル君。 サスケ君はいつもみんなと一緒にはいないの?」

私はとっさにそう聞いた。

「サスケ?・・・・」

シカマル君が私の顔を見た。

「あ//////だって/////さっきサスケ君にも会ったけど・・・ここには来てなかったみたいだから・・」

サスケ君が気になるからなんて、シカマル君にはなんか恥ずかしくて言えないし。

「あいつは・・・・優等生だからな。俺達とはつるまねぇんだよ」

「ふうん。」

シカマル君は別にその事を気にする素振りもなく、サラリとそう言った。

「どうして・・・サスケ君はいつも修行ばかりしてるの?本当は凄く強いんでしょ?」

「さぁな。俺もあいつの考えてる事はよく分かんねぇ。自分の事は語らねぇ奴だから・・・」

「いつも一人なんだ。」

「まあな。サスケにとっては一人のほうが気楽なんだろ?あいつは仲間とつるむのを好まねぇから」

「いつも・・・一人で・・・・寂しくないのかな?」



一人で懸命に修行をしている姿が何故か私には切なく思い出された。








「ずいぶん気にすんだな・・・・」


シカマル君に言われてハッとする。


「え?何・・・?///////」

思わず動揺して、あたふたしてしまう。

「サスケが・・・気になるのか?」

図星な事を言われて、ますます動揺する。

「ち、違うよ!/////さっき会った男の子の中で、サスケ君だけがここに来てないって言うから、
 だから、どうしたのかな?って思っただけ!!///////」

「そうか・・・・」

シカマル君がジッと見てる。
なんで?そんなに見ないでよ。

「私、今日は疲れちゃって、お腹すいたよ シカマル君」

シカマル君の瞳は私の心を見透かしてしまいそう。
男の子のシカマル君に、私がサスケ君に恋したなんて、気づかれたら恥ずかしよっ!!

だから私はとっさに話しをそらした。



「ったく。お前っていつも食欲だけは旺盛だよな。」

はぁ・・・・シカマル君はため息をついて、やれやれって顔をした。

「うるさーーいっ/////」

でも良かった。
私のこんな気持ち。シカマル君にはバレてないよね?




その瞬間に ガチャリ と下から玄関の扉をあける音がした。




       『ただいま〜!シカマル、、いるぅ?』



「あ!シカマル君のママだ!」

グッドタイミングでシカママが帰ってきた。

私はシカマル君から逃げるように、部屋から飛び出して、階段を下って、シカママを迎えにいった。














がサスケの名前を出した事に心臓がドキリとした。
前のお前なら・・・俺は別にサスケの話しなんて何とも思わなかっただろう・・・・
でも・・・今のお前は・・・・


・・・の動揺した顔を俺は見逃さなかった。


サスケ・・・・


あんに人を寄せ付けまいとするサスケの計算されたような冷たさは、俺には到底理解できねぇ。
もともと突出した才気を持つサスケが、まるで何かにとり付かれたように毎日修行する姿は、はっきり言って
不気味でもある。
どこか狂気じみた感じがする。

あいつには、たぶん誰にも言いたくない心の闇ってのがあるんだろう・・・・
俺も幼かったとはいえ、うちはの暗い歴史ぐらい知ってるからな。

その唯一の生き残りであるサスケの本当の心のうちなんて、たぶんあのナルトでも分からねぇだろう。
俺だって何一つ分かっちゃいねぇしな。

それに、分かろうとも思わねぇ。

関わったところで、あいつに何をしてやれるわけでもねぇだろ?
あいつがすがってきたならともかくよ・・・・



でも、そんなサスケの謎めいたクールなところがいいんだと、いのとかサクラとか、他の女どもが
ぎゃーぎゃー騒いでいるのを男達はみんな知っている。もちろん鈍感な俺でもよ。


でも、は・・・いつでも俺の側にいて、そんなサスケをかわいそうな人だと言っていた。


サスケはきっと一人でいる事を本気で望んでいるんじゃないと・・・
一人で寂しくない人なんて絶対にいない・・・・

そう言って、幼い頃から両親のいないはどこか自分と照らし合わせてサスケのことを見ていた。





だから、サスケとがたまに任務で一緒にいるところを見ても、俺は何の心配もしてなかったし、
むしろ、幸せな家庭をもつ俺らといるより、ナルトやといる方がサスケも楽なんじゃないかと思って
そっと見守っていた。






でもよ・・・・さっきのの顔。




お前はサスケを前のように見てんじゃねぇよな?




あきらかに、サスケを気にしていた様子の




それとも、本能でサスケの寂しさを理解してんのか?




俺の頭はまた混乱しはじめる。



「やめだっ めんどくせぇ」


俺は はぁ とため息をついた。



にとっては、今日あったメンバーははじめてあったようなもんだ。
俺達の仲間はどこかみんな変わってる。
気はいいが、バカで調子よくて、お節介で・・・・なんだかんだ言っても、仲間を何より大事にしてくれる、
みんないい奴らだ。

その中で、サスケだけが自分みずから輪から外れている。

にしてみれば、気にならないわけはねぇ。




たかがそれだけの事だ・・・・・
俺はお前を信じるって決めたんだからな・・・・・・


















「遅くなっちゃった。夕食買ってきたの。運んでくれる?」

シカママの優しい笑顔。

「はい/////」

本当のママみたい。
私はシカママが両手に持ってかえってきたスーパーの袋を半分持って、台所へと向かう。
袋の中の食材を見ていたら、本当にお腹がすいてきて、ぐーーっとなった。


が腹減ったってよ」


後からシカマル君はノソノソと下へ降りてきた。


「あら?それはいいことね?お腹がすくって事は元気な証拠ですものねvv」

シカママに顔を覗かれて、恥ずかしくて真っ赤になる。
記憶もないのにお腹だけはチャッカリすいている自分が恥ずかしい//////

「ガキなだけだろ・・・・」

シカマル君はへッと笑う。

「意地悪!!シカマル君の分も食べちゃうからね!!」

「成長期だもんなぁお前。早く大きくなれるといいよなぁ」

シカマル君はポンポンと私の頭を叩いた。

「シカマル君は私と同じ歳でしょーーーー!!」

「そうだったっけか?あんましお前が小せぇから忘れてたぜ」

何その意地悪な目!!!
シカマル君て、なんでいつも私の事からかうの?
頭くるぅぅぅ!!

「何よぉ!チビだってバカにしてぇ!!いつかシカマル君より大きくなって、見下ろしてやるから!!」

私より頭1個分ぐらい大きなシカマル君を見上げて睨んでみる。

「そりゃ大変だ。に追いつかれたら、俺の男の立場ねぇわ。」

シカマル君は目を細めてニシシと笑った。

「バカにしてるでしょ?」

「いいや?してねぇよ。 頑張れよっ チビすけ」

今度はくくくと笑われた。



ぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅ!!!
本当に頭にきた!!!




「なによぉ」
とっさにシカマル君の洋服を掴む

「あー めんどくせぇ どうせ負けるくせに、俺とやる気か?」
シカマル君がその私の腕を掴んだ。


「はいはい。仲良しなのはいいから、早く運んでくれない?」

シカママはおぼんの上に夕飯のおかずをのせて、ニシシと笑った。


シカマル君と私は、思わずお互いの体を掴んでいた手を パッ と離す。


もう・・///// シカマル君といると調子が狂っちゃう。
やっと見つけたサスケ君っていう王子様に恋したばかりなのに・・・

けど、シカマル君といると、私はなぜかすごく自然にいられる気がする。
それがとても心地いい。


「おら、、お前疲れてんだろ?早くメシにしようぜ」

「う、うん」


大きな手が私の頭をくしゃりと撫でた。
あったかい///////
そして、かすかに香るふわりとした匂い。


シカマル君の大きな背中はいつもの席に向かっていく。



どうしてかな?


そんな時、シカマル君は私をドキドキさせる。
本当、不思議な人だな・・・シカマル君て。


















シカパパは任務で、夕飯は3人で食べた。


「今日はどうしてたの?」

シカママの言葉。

「ずっと寝てた」

シカマル君は別に興味もなさそうに、さらりと言った。





ガチャンッ




シカママが目を見開いて、お茶碗をテーブルの上に倒した



「えーーーーーーーーーーぇ!!ふ、ふ、ふ、二人で一緒に?」




え?




シカマル君と私の目が点になる。



『んなわけあるかよ!!////////』

『そ、そんなはずないです!!///////////』



なぜだか焦って真っ赤になる私達。


シカマル君と私が?
隣のシカマル君をチラリと見たら、私の心臓はドキドキした。
背の高いシカマル君が急に『男の子』に見える。

ベットの中で一緒にいる姿を想像してしまった//////

(ありえないっ!!何考えてるんだろう私//////////)





「なーーんだ。つまんないわねぇ」

シカママは冗談とも本気ともつかない言葉で、はぁとため息をついた。


「母ちゃん・・・やめろよ・・・・マジ怒るからな・・俺・・・・///////」

「冗談よ。バカねシカマル。」

「ったく・・何考えてんだ?母ちゃん//////・・・」

シカマル君は真っ赤になってうつむいて、シカママに小声でそう言っていた。
私はそんなシカマル君親子の会話に笑ってしまった。


「あの・・・私は・・・いのちゃん達と一緒に、忍びのお友達に会ってきたんです//////」

「そう・・・で?どうだった?何か思い出したことあった?」

シカママの穏やかな瞳。


本当はサスケ君が私を助けてくれた王子様だったって分かったんだけど・・・でも・・・
なんとなくその事は言いづらかった。
私の心の中だけにそっとしまっておきたかった・・・


だから私は


「いいえ・・・何も。でも、急にお友達がたくさん増えた気がして嬉しかったです」

「良かったわね。

「みんな修行してて・・・私も忍びだったみたいなので、何か思い出したかったんですけど・・・」


そう言ったら、シカママは


「そうだわ!シカマル!明日の朝はも連れて、朝修行にいってみたらどう?あんたサボってばっかり
 だし、ちょうどいいじゃない?」


(あ?それはちょっと嬉しいかも・・・だって朝修行にはきっとサスケ君もいるだろうし//////
 そしたらまたサスケ君に会える////////)

私の心臓はドキドキと早くなった。


なのに隣でシカマル君は思いっきり眉間にシワをよせた。


「めんどくせぇ。なんでそんな・・・・」

あきらかに、嫌だ断る という顔をしていた。

「もしかして、私も一緒に修行したら、自分の忍びだった頃の記憶が戻るかもしれないしっ!!」

私がシカマル君の腕をひっぱると、

「お前、どうせ朝起きねぇだろ?」

シカマル君がジロリと私を見た。

「起きる!絶対起きるから!!」

「嘘いえ!お前いつも朝修行に付き合えとか言っておきながら、自分が寝坊しやがって、俺が何回お前にすっぽかされた
 と思ってんだ?めんどくせぇ。俺は絶対ごめんだかんな!!」

「う・・・っ」

そこまで言われたら、言い返せない・・・

「何も朝修行するこたねぇだろ?お前がやりたきゃ、昼からゆっくりやらいいじゃねぇか」

「だって・・・」

それじゃぁサスケ君に会えないもんっ・・・・

「何なんだ?不満バリバリのその顔は」

シカマル君に顔を覗かれる。
い、言えっこないでしょ? 朝修行してるサスケ君に会いたいから・・・なんて・・・・

「分かった。昼でいい。そしたら、シカマル君が修行に付き合ってくれるのね?」

「あーーぁ。めんどくせぇなぁ・・・・」

シカマル君は頭をガリガリかいた。

「意地悪!!」

ひどいよ!昼からでいいって言ってるのに、そんな事言うなんて!!
思わずシカマル君の腕をガッツリ掴んだ。

「分かった分かった。俺が悪かった。腕離せって、飯が食えねぇっつうのっ」

「え?////////」

思わず掴んだシカマル君の腕から、シカマル君の体温が伝わってくる。
それがすごく恥ずかしかった。

「ご、ごめんなさい/////////」

パッと手を離して、私は真っ赤になった自分を見られたくなくて、そのままうつむいた。


「なんだ?変なやつ」


シカマル君は ふん と鼻をならして、ご飯を食べ始めた。


チラリと顔をあげたら、シカママと目が合って・・・・
シカマル君のママは何故だかにっこりと優しく微笑んでいた。


「昔に戻ったみたい。本当仲良しさんよねぇあなた達って・・・」

「え?/////////」

「なにが?」

シカマル君は眉間にシワを寄せて、何言ってんだ?って顔をしてた。

けど・・・・私は少し嬉しかったんだよ・・・・

だって昔から、私とシカマル君はこんな風に冗談言ったり、喧嘩したり、そして私はその度に
こんな風にドキドキしてたのかな?って・・・・・・
それってなんだかすっごく幸せな日常だって思うから・・・・・


でもそれって・・・・


もしかして・・・・私って・・・・シカマル君のこと・・・・好きだった?//////////・・・・


チラリと隣のシカマル君を見る。


「早く食えって。ちび」


カチンッ!!


ンナ訳ない・・・か・・・・・



その後は 今日会ったみんなの第一印象がどうとか、本当はこんな性格だ〜とか
少し教えてもらったりして、私達3人はケラケラ笑った。


「ナルトのやつよぉ、そんでイルカ先生に追いかけまわされてよっ」


あははは


「キバなんか毎回赤点・・・こりずにヘタな言い訳しやがって、先生に・・・」


あはははは


「チョウジは焼肉食いすぎで入院なんて事もあったな・・・」


あはははははは






それはすっごく楽しい夕飯だった。













「んじゃ、また明日な、

「うん」


今晩もシカマル君は私を気遣って、1階のソファーで眠ってくれるらしい。


「なぁ・・・


階段をのぼりかけた私をシカマル君が呼んだ。


「なぁに?」

「寝心地はどうだよ?俺のベット」

「え?・・・・うん//////いいよ・・・とっても・・・・」

なんかね、シカマル君の布団にくるまっていると安心する・・・けど、なんかそれは
恥ずかしくて言えなかった。

「そうか。んじゃな」

「うん。おやすみ」

「あぁ・・・おやすみ」


ふあぁとあくびをして、シカマル君は文句も言わずに、ソファーにボンと寝転んで、
足元の毛布をひっぱりあげた。


階段を上りながら、そんなシカマル君を見る。


どうしてこの人は・・・・こんなに優しいんだろう・・・・・
そっけないくせに、意地悪ばっかり言うくせに・・・・さらりと優しくしてくれる。



「ZZZZ・・・・・」



早くも寝息をたてているシカマル君にちょっと笑えた。



本当、能天気で、めんどくさがりで、いつもボケっとしてて・・・・でも・・・
本当いい人だよね・・・シカマル君て・・・・


それに・・・・上から少しだけ見えるシカマル君の寝顔は・・・無防備でかわいいかも//////・・・





ハッ とする。





なんで私シカマル君の事ばっかり考えてるんだろう・・・・・
私が好きなのはサスケ君でしょ?
そうだよ。私を命懸けで助けてくれたのはサスケ君だし・・・・・

サスケ君は他の女の子のアイドルで・・・みんなに尊敬されてて・・・努力家で・・・

とにかく、あんな素敵な男の子いないわ!!!



なんかよくわかんないけど、これじゃぁまるで自分の気持ちに言い訳してるみたい・・・・




けど、シカマル君は幼馴染。記憶が戻るまで、私がお世話になる奈良家の一人息子で・・・
だからそういう感情を抱くのはすっごくいけない事のような気がする。
それに・・・・なんで私がシカマル君なんか気にしなきゃいけないの?

無愛想で・・・意地悪で・・・・めんどくさがりで・・・・そりゃちょっと優しいけど・・・





でも・・・やっぱり・・・・あこがれるならサスケ君でしょ?


「うーーーーん」


私は今朝サスケ君に会った時のドキドキを頭に思い出してみる。


どこか寂しげで、強い光を放つ青い瞳。
整った顔だち。
修行にうちこむマジメな姿。


そして何より・・・・おぼれた私を抱きかかえてくれた時のあの腕のぬくもり。


そう・・・・・サスケ君は私の王子様///////だよ。


そうだ!明日、もう一度サスケ君に会いに行こう!
そしてもっともっとサスケ君と仲良くなりたい!!
いのちゃんやサクラちゃんには悪いけど、私だってサスケ君と話ししたいし!!!


(よぉーーし!負けない!明日はサスケ君を独り占めよ!!)









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