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ナルトと二人で店を出る。
「じゃあなシカマル!」
ナルトはとびきりの笑顔で俺に手を振る。
「あぁ」
ったく・・・彼女に会うのがそんなにお前は幸せか?
思わず飽きれちまうほどの笑顔でナルトは駆け出して行った。
「んっーーーーーーーーーーーー」
大きく伸びをする。
昨日から、ほとんど徹夜だった任務。
体もそうとう疲れた。
俺には向いてねぇよ・・・こんな任務。
けど、中忍なんてめんどくせぇもんになっちまったからそれも仕方ねぇ・・・・
俺だって本当はあいつと一緒に年を越したかった。
いつもみてぇに・・・・
「あーーーめんどくせぇな・・・・」
つぶやきながらゆっくりと歩きだす。
まだ午前。
日差しは穏やかに優しい。
その柔らかい温かさが余計に眠気を誘う。
「ふあぁ・・・・」
自然とあくびが出た。
「シカマルーーーーーーーーーvv」
「あ?」
そこにはいるはずでない俺の彼女。
「・・・なんでお前がここにいんだよ?」
「だって、シカマルが遅いから・・・」
俺の帰りが遅いから?
だから、お前はあてなんてねぇくせにここまで来たってのか?
「相変らずバカだな。お前は」
「何よぉぉ!シカマルの意地悪!!」
本当にマジ勘弁してくれっ
かわいいことすんなよっ!!
俺は相当疲れてんだってぇのっ
「シカマル疲れてる?」
一瞬、俺の心の声が聞こえたのかと思って焦ったっ
「まぁな・・・昨日寝てねんだよ」
「そっかぁ・・・」
はやっぱりガッカリした顔をした。
そりゃそうだろ?
大晦日も一緒に過ごしてやれなかったし、やっと会えたと思ったら、俺がこんな状態じゃぁな・・・
「悪ぃ。。どっか行く元気とかねぇぞ俺」
の頭を撫でる。
「いいよ、そんなの。シカマル中忍になって、任務も大変そうだし。私、わがまま言わないよ!」
ニコリと笑う笑顔が寂しそうに見えて、胸が痛くなる。
「じゃあさ、あそこ行かない?」
「あそこ?」
「ほら、いつもシカマルが昼寝するとこっ!なんて言う建物の上だっけ?大きなベンチがあって、空が
いっぱい見えて・・・・」
あぁ・・・俺がはじめてチョウジと友達になったところか・・・
「あそこは・・・マズい・・・・」
「なんで?」
「あんな居心地いいとこいったら、間違いなく寝ちまうぜ。お前のこと構ってなんてやれねぇぞ」
そしたら、お前は俺の寝てる横で何やってるつもりだよ?
でも
「いいよ//////私、シカマルと一緒にいられるなら、構ってもらえなくても幸せだもん/////」
笑った顔は本当に幸せそうだった。
俺の心臓がドキドキする。
本当、こいつはっ///////
どこまでバカなんだよっ!!
「行こう!シカマル!」
俺の手をグイッとひいて走り出そうとしていたの手首を逆にグッと掴み返す。
「俺、眠いんだよ。」
「分かってるよ?」
はキョトンとした顔で俺を振り返る。
「あぁ・・・だからよ。お前の家のベットで寝かしてくれ」
「え?私のベット?・・・・・うん。いいよ」
はニコリと笑った。
「シカマル疲れてるんだもんね。外より家の方がゆっくり寝れるねvv」
二人での家へ向かう。
「いいよ。入ってシカマル」
の部屋は相変らず女くさくて、俺の部屋には無いような
ふわふわしたものがいっぱいある。
甘い匂い。
「寝てていいよ」
「あぁ」
ギシリ
いつもののベットに腰をおろして服を脱いでいく。
「な、なんで脱ぐのぉぉ//////」
「上、着てっと寝にくいんだよ」
「そ、そうなんだ///////」
上半身しか脱いでねぇのに真っ赤な顔をしたの手首をグイッと引いて
体を抱き寄せた。
「きゃーーーー///////何?何?シカマル疲れてるって言ったじゃない!!」
の驚いた声。
バーカ。
お前は無知すぎんだよっ
「疲れてっと余計興奮するっ・・・男ってそういうもんだ」
膝にのせたら、ゆでダコみてぇに真っ赤だ。
ゆっくりと髪を撫でてやる。
「あーーーだからな・・・今日、俺疲れてっからよっ・・・」
かわいい耳元にわざと口を近づける。
「お前が俺を抱いて?」
「え////////」
「煮るなり、焼くなり、お前の好きにしてくれっ ほらよっ!」
バタンとベットに倒れこむ。
俺を見下ろしながら、はオドオドしはじめた。
予想通りの反応になんか笑える。
「嘘・・・無理・・・出来ないよぉ/////シカマルのバカーー///////」
恥ずかしくて泣き出しそうな彼女。
すげぇかわいいんだよっ お前は///////
「冗談だっつうの」
腕をひいて隣に抱き寄せる。
「んじゃ、一緒に寝るか?」
「うん//////」
「その前に・・・・お前を食ってからなっ」
「シカマル大好き//////」
の細い手首をシーツにぬいつけて、かわいい唇にキスをした。
今年も一緒に・・・俺と一緒にいてくれよ・・・。
俺はお前だけを愛してっからよっ
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