「やべぇぞ赤丸!完璧遅刻!!あいつ怒ってっかな?」


俺は赤丸と一緒に店を出てから猛ダッシュ!!


正月から、の鉄拳くらうのだけは勘弁なっ!!









約束の場所に の姿。






そのかわいい姿を見ただけで、俺はなんか嬉しくなっちまってっ





「おっす!ーーー!!」


「キバ!!」


振り返ったはやっぱ怒ってて・・・


「もう!遅いよ!キバのバカーー!」


「悪ぃ。機嫌治せよ な?」


をヒョイと抱き上げた。


「きゃっ/////もうおろしてよぉキバ!!///////」


「んじゃ、ここでキスしたらおろしてやるよっ ほら」


顔を近づけたら、は真っ赤になった。


「もう!誰かに見られたらどうすんのよぉぉ///////」

「知るかっ んなの 」


俺はふいうちで チュッ とキスをした。




「もう!キバの・・・バカ///////」



だけど、は笑ってて・・・



「お、お前///////そんなかわいい顔してっと・・・襲うぞ!!」



バチンッ












「だから・・・冗談だって」

「キバのはいつも冗談に聞こえないっ!!!」


やっぱ怒ったにひっぱたかれた。
お約束だよな。
正月早々・・・・俺ってやっぱバカ?








「ね、ねえキバ・・・本当に昨日は任務だったの?」

「あ?」


の以外な言葉にちょっと驚く。


「あったり前だろっ 他に何があるってんだよっ!!」


大晦日にと二人でいれる権利を放棄して、俺がどこに行くってんだよっ!!!


「浮気してないよね?キバ・・・」


「は?」



俺が・・・浮気??・・・・



「バカ言ってんなっ!!俺がお前以外の女と付き合うわけねぇだろ!!」


「信じていい?」


「お、おう/////」


な、なんだよなんだよ?
もしかして、俺、に心配されちゃってる?///////
やべーー 愛されてるって感じ?


ぶふふふっ


声には出せない笑いが出そうになった。



ひゃっほーーーっ


心の中でガッツポーズ!!



正月から、幸せだぜ〜///////





「え?」


肩を抱いて歩こうとした。



でも------------------------------------------





「キバ先輩〜//////」


「あ?」



俺の手はの肩まで、あと5cmのところでビクリと止まる。




振り返ると後輩のくのいちが道の向こうから手を振っていた。



「昨日はキバ先輩とずっと一緒で楽しかったです!ありがとうございました!」



「あぁなんのなんのっ」



「また一緒してくださいね〜vv」



「おう!」







上機嫌で俺は手を振りかえした。





そんで、に昨日の任務の話しをしようと・・・・




バチンッ




「痛ってぇぇぇぇぇっ!!」



に思いっきり殴られた。



「な、何しやがんだよっ!お前は!!」


右頬がヒリヒリする。
本気で殴りやがったな?
俺が何したっつんだよっ!


「キバのバカ!」

「あ?意味分かんねぇっ ふざけんなよ お前!!」


うつむいたの手をグイッと掴むと、が顔を上げた。


「任務だって言ったじゃないっ!!!」

「え?・・・・」


怒る気もなくなった。
・・・お前、なんで泣くの?


「だから・・・昨日は任務で・・・・」

「嘘つき!!じゃあさっきの女の子は?昨日は楽しかったって言ってたっ!!」


は俺の手を振り払った。


「キバはどの女の子にも調子いいんだからっ!私だけじゃないんでしょ?」


「何言ってんだってっ!俺はいつでもお前だけだろうが!」


「嘘つき!信じられないっ!!キバのバカ!私だって、浮気しちゃうからっ!!」





が俺の胸をドンッと押して走りだした。




ちょ、ちょっと待て・・・
許さねぇからなっ!!!






「待て!!!」



グイッとの手首を掴む。




建物の間の暗がりの壁にを押し付けた。




「お前、何言ってんだよっ さっきの女は昨日の任務で一緒のチームだった女だ」

「嘘?・・・」

「名前すら覚えちゃいねぇよ・・・・」




「だって・・・楽しかったって・・・」

「そりゃ・・俺はシカマルと違って、頭悪ぃからよっ・・・ちょっとズッコケて・・・ 
 あいつにこっぴどく笑われた・・・・・」


「何それ・・・ばっかみたい//////」


は笑った。
どうやら誤解は解けたみてぇだ。


けどよ・・・俺はまだお前を許さねぇかんなっ




「んで・・・・お前は浮気すんのか?あぁ?」


「え?・・・」


手首を掴まれて、身動きのとれないは少し怯えた顔で俺の顔を見上げている。



「だ、だって・・キバが・・・浮気したと思ったから・・・・」


は俯いた。


「んで?俺以外の男とお前浮気すんのかよっ」

「そ、それは・・・」






「俺以外の男とヤれんのかよ?」



ギュッと手首を握る。





「出きない・・・キバ以外の男なんて絶対イヤ。私はキバが好き・・・」



はギュッと目をつぶって、俺から顔をそむけた。



「冗談でも、あんなこと言われて、すぐ信じてやれるわけねぇだろうが!」


の顎を掴んで、グイッと顔をむけさせる。



「証拠見せろ・・・・」






「怖いよ・・・キバ」


「お前が悪ぃんだろ?・・・どうすんだよ?っ」




本当は半分は意地悪だ。
本気で怒ってる訳じゃねぇ。


でも、さっきの言葉はやっぱ俺には許せねぇっ
俺はいつだってお前だけなのによっ!!!
お前・・本気で浮気とか考えてんじゃねぇだろうな?




「キ・・・バ・・・・私をキバの部屋に連れてって?」


「あ?」


「キバ・・・///////キバの言う事なんでも聞くからっ」



がギュッと俺の体に抱きついた。



「な、なんでも?/////////」


やべーっ
そういう事言われると、いけない妄想がっ!!!



「キバ大好きっ/////キバのベットの中でお仕置きして?///////」











ぶおっ










鼻血吹いた。









「きゃーーーーーーーーっ キバキバ!!大丈夫?ねぇ?キバぁ!!!」



「だ、だ、大丈夫じゃねぇ!!!何言ってんだよっ!!!!」



俺はその場にしゃがみこんで、鼻を押さえた。




「もうっ!!キバったらだらしないなぁ/////早く連れてって?キバの家にっvv」




に手をひっぱられる。



「なぁ・・本当は冗談なんだろ??」


「本気だって言ってるでしょ?今から証拠みせてあげる!!」


「ま、まじで?」


「うん」


「いや・・俺・・・心の準備がっ!!」


「バカキバ//////でも・・・・大好き/////////」



チュッ



ほっぺたにキスされて、俺もやっと決心した。




「んじゃ、今日は俺と朝まで・・・なっ///////」


「はい/////キバ君//////」



あははっ 二人で笑って家にむかって走りだす。





・・・今年もケンカは耐えないだろうけどよっ
これからもよろしくなっ

俺はお前だけを愛してるぜっ!!









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