シカマルはの手を握ったまま、そっと顔を覗き込んで言った。

「キバのやつ、今ごろナルトとかチョウジ達にも話してんだろうなっ」

そして、シカマルはくくくと笑った。

「きっとそうに決まってるっ」

は はぁ とため息をついた。

「不満か?」

「いいよっ 別にっ」

は笑った。

「ところでお前さ・・・今日、いの達と会ったのか?」

「会ってないけど、今朝、電話があって色々聞かれた。」

「んで?話しはちゃんとしたのか?」

「ちゃんとしたよ・・・やっぱり笑われたけどね。」

「まぁ・・・そうだろうな?」

シカマルは くくく と笑う。





「ところでお前さ。その服、着替えてこいっ」

「え?どうして?」

シカマルは指先での首をなぞる。

「見えてる・・・昨日俺がつけたあざ・・・」
「あ!」

はあわてて首を隠した。

「シカマルが悪いんだからねーーーっ!だから首はやだって言ったのにぃぃぃっ!!」

「知るかっ・・・んなこと・・・」

あんな夢中な状況でそんなこと考える余裕なんかあるわけねーっつうの。

「もうヤダ!腰も痛いし・・・それに・・・妙なとこも・・・痛いし・・・」

「仕方ねーだろ?初めての時は誰でも痛いらしいぜ」

「もうやだっ もうしない!!」

「なんだよ・・お前あんなに感じてたくせによぉ・・・」

「なによぉっ シカマルのバカ!/////」
は真っ赤な顔になる。

「へっ かわいかったよなぁ・・・なぁ、あの声、もっかい出してみ?」

シカマルはからかうようにの顔を覗き込んだ。

「シカマルの意地悪///////もうシカマルとは絶対しないからねっ!!一生しないっ!!!」

「え?一生??・・・嘘?・・・だろ???」

はシカマルの腕を振り切って走り出す。

「べーーーーー。しないよっ シカマルが意地悪だからっ もうしてあげない!!」

は振り向いて舌を出した。

「待てって!悪かった!!、謝るからよっ!!!」

シカマルはいつになく慌てた様子でを追いかけた。

「なぁ・・さっきの冗談!機嫌なおせよっ !!」

の腕を掴んで必死な顔でお願いするシカマル。

「知らないっ 痛いから・・・当分はダメだからねっ!!」

「分かった。んじゃよ・・・1週間は俺我慢して待つからよっ」

「もう・・・/////バカ」



俺はの腕をグイッと木陰にひっぱる。
誰にも見えないようにの体を木に押し付けて、その上から覆うように抱きしめて、
俺達は昨日からの甘い時間の続きのキスを繰り返した。

「お前、マジでまだ痛てーの?」

「うん」

「あのよ・・・ごめんな・・・」

「いいよ。でも・・・今度は優しくしてね////」

「・・・・分かった////」



誕生日に俺がもらった最高のプレゼント・・・

壊さないように、傷つけないように、俺がずっと守っていくぜ・・・
ずっと大切に抱きしめて、ずっと離さねーからな。

めんどくせーけど、これだけは約束だ。
俺が一生大事にしてやるよ。
誕生日にみんなからもらった、お前という大切なプレゼント・・・・



だけど・・・


今はまだ・・・みんなには内緒にしとこうぜ。
だってそうだろ?



大切な大切な俺達だけの秘密だからよっ




最高の誕生日を俺にくれて、ありがとな 












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