任務で失敗した。
明らかに私のミス。
元の形のまま取り返さなきゃいけないはずの物は、
私の手を滑り落ちて、粉々に砕けた。

依頼人に言われた一言。

「忍びとはいえ、まだ子供だからねぇ。まぁ仕方ないでしょう・・・」

班のメンバーも上忍の先生も必死で謝ってくれた。
当の私は悔しくて、情けなくて、悲しくて、腹が立って、・・・・

他人事のように、ただただ呆然とその光景を見ていた。



子供だから・・・
忍びである以上・・そんな事は任務失敗の理由にはできない・・・・・・
私は忍び失格だ・・・・・




依頼人が帰ったあと、私の体の力は全部抜けてしまって・・・
私はその場にうずくまって泣いた。





まわりでチームの仲間が必死で私に慰めの言葉をかけてくれた。



、お前のせいじゃないよ」
「気にすんなよ。誰にでも失敗はある」
は一生懸命やったよ・・・・」



そんな言葉・・・いらない・・・・・・・



私はただただ膝に顔をくっつくて泣き続けた。


もう誰も来ないで、あっちに行って!!









「よぉ・・・・・・・・・・」


うずくまった私の頭の上から、聞きなれた声。


キャンキャンッ


私の体に擦り寄る赤丸。


「ほっといて・・・・・・・」

きっとチームメイトが泣き止まない私を気遣って、キバを
呼んでくれたんだろう・・・

余計なお世話・・・・・

キバになんて会いたくなかった。
こんな情けない姿を彼氏に見られるなんてさ・・・・
かっこ悪い・・・・・




・・・・・」

クシャッ 足元の草が音をたてた。
キバが私の前にしゃがんだのが分かる。

でも、私は顔をあげなかった。
キバまで私を慰めるような言葉を言うの?
それって私を見下してるってことなんだよ?


でも、キバは・・・・・・


「バカじゃねー・・・お前・・」


え?


「あーーーぁ 本当、はどんくせーし、体力ねーし、すぐ泣くし、
 どーしよーもねーやつ・・・・・」


ひどいよキバ・・・・・いくら本当のことでも、そこまで言うなんてっ!・・・・・・・


「な、なによっ」

そのあんまりな言葉に私は思わず顔をあげる。


「へへへ。やっと顔あげやがったか・・・・」

キバは笑っていた。

「え?」






「よっしゃ。んじゃ、行くぞっ」


キバの大きな腕が私を抱き寄せて、足を抱えられて、
お姫様抱っこ状態!?


びっくりしてキバの顔を唖然と見たら、
ニシシッ なんて満面の笑顔で見つめられた。

キャンキャンッ

私達の足元で赤丸も嬉しそうに飛び跳ねている。


「な、なに?なんなの?キバ、やめてよー!」

私は訳がわからず、キバの腕のなかでジタバタ暴れた。

「うるせーぞ。 お前、ちょっと黙ってろって」

怒ってる口調とは裏腹に、キバはすごく楽しそうな顔をしている。


「キバ?ねぇ、どこ行く気?」

「ん?・・・・・・・空の上・・・・・・・・・」

キバは得意げに笑ってみせた。

「そ、空の・・・上?」



「んじゃよ・・・赤丸、俺はちょっくらコイツと行ってくっから。お前はここで
 ちゃんと待ってんだぞっ」

キャンッ

赤丸が元気よく吼えた。


「よっしゃっ んじゃ、行くぜ!」

「何?何?キバ?空の・・上って・・・?」



え?



きゃーーーーーーーーーーーーーーーーっ

私の言葉の最後を聞かないうちに、キバは全速力で走りだした。

キバに抱きかかえられたまま、キバはどんどん速度をあげる。
体がガクンガクンと揺れて、すごく怖い。

「キバ、もっとゆっくり走ってよぉ。 怖いのーー」

「こんぐらいでビビッてんじゃねーよ。おら、もっと上げてくぜ!」


ダッ


キバの足が地面を蹴る音が聞こえた。
もう周りの景色が流れて見えて、何がなんだか分からない。

「怖いよ、キバーーー」
キバの首にまきつけた腕を強める。

「俺が抱いてやってんだから、心配すんなっ」

「だってぇ」

「ったく、お前、相変わらず、怖がりだなっ」

キバは私の腕にまわした手をギュッと強めたから、私の体はキバのガッシリ
した体に押し付けられた。

もう恥ずかしいし、怖いし、なにがなんだかわかんないーーーっ
頭が混乱して涙出そう・・・・

私が体を硬直させたのに気づいたキバは急に真剣な声で言った。

、俺が一番大事にしてるものわかるか?」

「は?急に何よ、もうっ    あ、赤丸でしょ?」

風を切る音がすごくてお互いに叫び声になっている。

「はずれっ・・・赤丸と・・・お前だよ・・・・」

「は?/// こんな時に何言ってんのよぉ キバったら馬鹿じゃないっ」

「ったく お前は素直じゃねーよ。」

キバがため息をついた。

「・・・まぁいい。とにかくだっ
 俺が一番大事にしてるのために、これから、とっておきをプレゼントしてやるぜっ」

「え・・・・」

「だから、俺を信じるか?」



チラッと私を見る。 キバの顔・・・・・すっごくかっこいい・・・・・・

「うん。 分かった・・・・・信じる・・・・・」

「よっしゃ。んじゃ、びびってねーで、ちゃんと目ぇ開けてしっかり見とけよっ」

キバの強い目、ツンツンととがった髪が風をきってなびいている。
そんなかっこいいキバに、心臓がドキドキと高鳴る。






ドキドキドキ・・・・・・・






風をきる音・・・・私の心臓の音・・・・・・2つの音しか聞こえない。






これから何がはじまるんだろう・・・・いったいどこまで行くんだろう・・・



「いいか、・・・・」
突然のキバの声。

「う、うん」
抱きつきながら、キバを見上げる。





「今から、お前の悲しさ全部、俺が吹き飛ばしてやるぜっ それが俺からのプレゼントだっ」

「え?」







              バッ!


       






キバの足が何かを思いっきり蹴った気がした。

その途端・・・・・・






「あっ!」





キバが蹴ったのは、どこかの家の屋根。

そしてその先は・・・・・・??



「嘘・・・でしょ?」




私達の体は青空の中に吸い込まれていく・・・・
空に手が・・・届く?・・・・・・・・
私達・・・・飛んでる・・・・・の・・・・??

どこまでも青い青い空。
太陽が間近に見えた。
思わず下を振り向けば、眩しい光が遠い地面に私とキバの影をうつしていた。


真下には、小さくなって見える人々。
驚いた顔で私達を見上げている。

まるで、ミニチュア。
なんてちっぽけなんだろう・・・・・・




私は思わず笑ってしまった・・・・・・




「どうだ?。 ちっちぇー事だろ?お前の悩みなんてよっ」
風の音に負けないように張り上げられたキバの声。
そして、とびきり笑顔のキバの顔。


「うん。そうだね!」

私も負けじと大きな声で答える。
あなたって凄い。
私のこのモヤモヤした気持ちを本当に吹き飛ばしてくれちゃうなんて・・・







「ありがとうキバ!」
「おぉ・・・・」

耳元に風を切る音。
ゴーーゴーー と鳴り響いていく。
目の前の青い空。
そして、私の体を大事に抱くキバ・・・・・
なんか今、すっごく幸せ・・・・・




「で?この後、私達はどうなるの?」





放物線を描いて空へと飛び出した私達の体も、そろそろ重力に負けて、
落下をはじめた。



ニシシッ

キバの笑い顔。

「そこまで考えてなかったって言ったら、お前怒る?」

「うそ?・・・・でしょ?」

「悪ぃな・・・・。 俺と心中してくれっ」

こんな時まで、何、余裕な顔して笑ってんのよ!

「キバのバカ!」

「冗談だって!目標地点は森一番のあの木だ!!」

「え?どの木?」

キバの言う木ってどこにあるのか分からない。
あるのはうっそうと茂った森の木々。

「おかしいな・・・・ねーぞ・・・・??」

「おかしいなって!キバ〜!」

「仕方ねーな。まぁ、なんとかなっから、俺に任せとけってっ」

「な、なんとかって?」

「落ちるぞっ  目ぇつぶっとけっ」





キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ





下は森。

幾重にも重なった森の木々達の枝が、私達の体の速度を必死で緩めようと
してくれてるみたいに、手を伸ばしてくれてる。


でも、所詮、枝だもの・・・・体に当たれば痛いはず・・・・・・なのに・・・・


私の体は何も感じない。
枝にあたる衝撃だけが、私の体を揺さぶるだけだ・・・・・


思わず目を開けた私・・・・



「キバ!」


私の体を覆うように抱き締めて、キバは自分の体を枝に当てて落ちていく。
私に絶対当たらないように・・・

目の前で苦しそうに目をギュッととじたままのキバ

「キバ!キバ!嫌だ離してよっ キバ無茶しないでぇ」

私がいたら、余計に負荷がかかって、枝にあたる衝撃がヒドイはず・・・・
抱き締められた腕を振り解こうとしたけど、

「暴れんな!」

キバは絶対私を離さない。


バキバキバキッツ


キバの体に枝があたっては折れていく。
ものすごい音が私の耳に届く。

「やだぁ・・・キバ・・・」


「心配すんなってっ 俺を信じろっ」

だって・・・このままじゃ・・・・

キバが私の体を抱く力を強めて、私を守ってくれてる。


「キバ、キバ、キバ・・・・・」

私は必死でキバの体にしがみついて、神に祈っていた!


(このまま私をかばって、下まで落ちたら、キバが死んじゃうかもしれない)
(そんなの嫌・・・・私にはキバしかいないっ 神様、キバを助けてっ)




ガツッ



すごい衝撃!
急に体が落下を止めた・・・・・


私は恐る恐る目を開ける。



「へっ・・・・もう大丈夫だぜっ 。」
「キバ・・・・・?」


「だから、俺を信じろって言ったろ?」
キバは傷だらけの顔でそう言って笑った・・・



見上げると、片手で私を抱き、もう片方の手で太い枝を掴んで、
ぶるさがっている状態のキバと私。

ゆらゆらとブランコのように体が揺れて、木の下の草花がやけに小さく見えた。

「こ、怖いよ。キバ」

「ったく。は本当に怖がりだな・・・・・もう大丈夫だって。今、助けてやっからよ。」

「う、うん・・・・」
下まで結構距離がある。
私はギュッと目をつぶって、キバにしがみついた。

、俺の体から、手ぇ離すんじゃねーぞ」

「はい。」

「お?やけに素直じゃねーかよ。かっわいいーーー」

こんな時に笑わないないでよーーまだ怖いんだからーーーー・・・!!

私はキバの体にギュっと腕をからめた。


「よし。いい子だ。 そのままな?」


グラングランと体が揺さぶられる。
私はキバの体を握る手を強めた。

「よっと」

体を揺らして、私を抱いたまま、キバは下の太い枝の上に器用に着地した。


「ほら・・もう、大丈夫だぜ」

ゆっくりと私の体を枝へと降ろす。
「あーーーーー腰痛てぇ・・・・・」
キバは私の目の前に座りながら、腰をさすってる。

「信じられない・・・・」

まったくムチャクチャだよ・・・キバは・・・

上を見上げれば、キバの体でへし折られた枝がブランブランと天まで
続いていた。

それなのに、キバは全然お構い無しで、

、空の上はどうだった?楽しかったろ?」

「え?うん。」

(空の上はね?・・・・)

「な?俺も赤丸とよくやんだ・・・空に飛び出すと、いやなことなんか全部
 吹き飛んで、忘れちまうだろ?・・・」

キバは空を見上げた。

「だから、お前にも見せてやりたかったんだよ・・・お前に元気になってもらいてーからな」


(キバの気持ちはすごく嬉しいよ・・・・でも・・・・)


「そういやーよ、お前さ、ケガしてねーか?」

キバは真剣な顔をして、私の顔を覗く。

「うん。大丈夫・・・・・」

「だーーーーーー。良かったぁーーーー。お前がケガしたら、俺、まじ立ち直れねーよ」

キバは はぁ とかいって溜息をついた。


(そんなこと言って、自分は傷だらけじゃない・・・・・・・)

キバの服はところどころやぶけて、腕や足は枝で傷つけられている。
その姿を見たら、さっきキバが落下していく姿を思い出して、また心臓がドキドキした


「悪ぃ悪ぃ。本当はよ、かっこよく飛んで、森の一番高い木に落下する予定だったんだよ・・・
 あそこはてっぺんまで枝がしっかりしてっから、そこにかっこよく着地するはずだったんだ。」

キバの言う、森一番の高い木は?
この場所から見たら、遥か彼方・・・・
深い森の木々の間から、ひときわ大きく頭を突き出していた・・・・

「俺様が失敗しちまうとはな・・・・天才も時には失敗するもんだ・・・」

鼻の下をこすって、ニシシと笑う。


「お前をびっくりさせてやろうと思ったら、勢いよく飛びすぎたぜ。」

キバは笑ってる。


(もう本当に信じられない・・・・・)


「キバのバカ・・・死んじゃったらどうすんのよ・・・・・」


(もうたまらないよ・・・こんな気持ち・・・・・・)


「バーカ。心配すんなってっ お前のことだけは俺がぜってー守るから。
 さっき言ったろ?お前は俺の一番大事なものだって。はぜってー俺が死なせやしねーよ」


(違う・・・私が言いたいのはそんなことじゃないよ・・・・キバ・・・・)


「だからって、あんな無茶したらキバが死んじゃうじゃない・・・・・」


「なんだ?俺の心配なんかすんなって。俺はお前を守る為なら命かけれるぜ!」

真剣な目。


(なに言ってんのよ・・・・・・・・・・)


「お?今、俺、すげーかっこいいんじゃねーの?」
ふふんッなんて笑ってる。

「バカ・・・・・」

「ちぇっ あいかわらず、冷てーなぁ おい。」

大きな手の平が私の頭をぐりぐりと撫でた。
笑っているキバ・・・・
どうして、そんなに優しい顔で笑うの?
私が今どんな気持ちでいると思ってるのよ・・・・


「違う・・・違うよ・・・・・・・」

(キバは全然わかってないっ!!)


「は?なにが?」
キバは不思議そうな顔をした。

(私、そんなこと、心配してるんじゃないんだから・・・・)

「どしたの?お前?」

黙った私の顔を覗き込む。

(本当、キバはなんにも分かってないんだから・・・・・)


涙でちゃうじゃない・・・・・


?どうしたんだよっお前!どっか痛てーのかよ?おいっ」

びっくりしたキバは私の肩を掴んで、顔を覗きこんだ。




「私だけ、生き残っても嬉しくなんかないんだから・・・・」

?・・・・」

「キバが一緒じゃなきゃ、たとえ生き残っても、私、死んじゃうからねっ!」


思わず叫んでしまった。

だって、キバはいつだって私の事ばかり心配して、
自分の体の心配はいつもその後で、
私の為なら命も捨てるようなことを軽軽しく言うんだもん・・・・・・・

そんなの全然嬉しくないよ・・・・・


「なんとか言ってよ!キバ!」


それなのに、真っ赤な顔で黙ったまま、呆然と私を見つめているキバ。


周りの木々を風がゆらして、葉のこすれる音がカサカサと音をたてている。


「こんなバカなことしてまで、私の為に元気をくれる人・・キバ意外にいないよ。
 大好きだよ・・・キバ」

・・・・・・・」

キバに思いっきり抱きつく。

抱き締めてよ、さっき私を守った時みたいに・・・
安心させてよ・・・キバ・・・・・


私はキバの背中にまわした手をギュッときつくした。

驚いたキバはゆっくりと、まるで壊れ物を扱うように優しい力で
私の体に腕をまきつける。


・・・・あ・・・のさ・・・・・・すげー嬉しいんだけど・・・俺・・・・」




キバの心臓がドキドキしてる。


「なぁ・・・もっと強く抱いていいか?」
「うん」

今度は痛いぐらいギュッと私を抱き締める不器用なキバの腕。
大きな背中。
顔をおしつけたキバのフードから、いつもの赤丸の香り。
あぁ・・・やっぱり私はキバが大好き。
キバに抱きしめられるとすごく安心する。


「・・・・・・・・俺、お前のこと、もう離したくねー」
「うん。もっと抱きしめて・・・・」

キバの腕は私の全身を包み込む。
キバはゆっくりと私の頬に顔を近づけた。



「噛んで・・・いい?」
耳元で囁かれるキバの低い声。

私にはその意味がわかるから・・・私の心臓は急にドキドキ音をたてる。

それは、キバの癖みたいなもの・・・甘える時、キバは必ず首を
やさしく噛むの。


「うん。いいよ・・・」


キバの顔が私の首にうずめられて・・・・

・・・・・!!・・・・・・

チクリとする痛み。


少し痛いけど、やさしくて、甘い、キバ独特の愛情表現。
私は好きだよ・・・そういうの・・・・


私はキバの服をギュっとつまんだ。

「キバ・・・・大好きだよ」

「俺も・・・」

2人で顔を見あわせたら、なんだか急に恥ずかしくなって、
なぜだか2人して笑ってしまった。


「そろそろ戻るか?」

「そうだね」

「んじゃ、行くぜっ」






ガツッ






キバがまた私を抱き上げる。



「え?まさかまた飛ぶの?」

驚いた私に、しかめっつらのキバ。

「なんだよ?その不安げな顔はっ」

「だってぇ・・・」

「んじゃーよ。絶対失敗しねーおまじないしてやっから・・・・」

「なに?それ・・・」




おでこに チュッ とキスされた。



「キ、キバッ////」

またそういう恥ずかしいことを!!

「忍びのくせに、隙だらけのお前が悪ぃって・・・」

「もうっ////」


ニシシと笑うキバ。





「さぁてと・・・・・お姫様、 行くぜっ」



その途端、私を抱いたまま、キバがふわりと枝から飛び出した。



「見てろよ、! 次はぜってー決めてやるぜっ」
「どうだか?」


2人で大笑い。
だんだんと地面が近づいてくるのが見える。



「今度はちゃんと着地してねっ そしたら私からキスしてあげる」
「おぉ!そりゃ、失敗できねーなっ」

私を抱き締めながら、真剣な顔で落ちていくキバ。
まったく、かわいいんだから。あなたは・・・・・


落下しながら、キバの体をくすぐってみたりして・・・


「バカ!!やめろよっ 失敗しちまう!」
「私を抱いたまま転んだら、キスしてあげないからねっ」
「くっそーーーっ 絶対転ばねーぞっ とキスしてぇぇーーーーー!!」

大きな声で叫ぶキバ。





「もう!キバのばかっ」





地面までもうすぐ!


どうかお願い、神様。
キバと私を優しく地面に落としてね・・・・
私のかわいい彼氏に優しい甘いキスのプレゼントを送らせてvv



地面まであと数メートル!




どうか、神様!




キバの足がゆっくりと下へと伸ばされて・・・・・・・・・



            
               



                 地面が私達を優しく受け止める








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